当研究所の前田主任研究員が12月18日、家畜の排せつ物などによる地下水の汚染が深刻な島原半島で、家畜のふん尿を有効活用するバイオマス技術を活用した場合の経済効果について試算を発表しました。
通常は乳用牛の場合、1300頭を超える規模で施設を設置すると経済的メリットが期待できます。島原半島では乳用牛約9000頭、肉用牛約2万8000頭、ブタ約9万3000頭が飼育されており、すべてのふん尿をバイオマス処理した場合、半島の約3分の1に当たる約1万6000世帯分の電力と、半島内の約半分の世帯を賄うガスが得られると試算しており、この場合、施設などへの投資額は約272億円が必要であると算出しています。
当研究所では、バイオマスは初期投資の負担が大きいため、国の補助金などを活用する必要があり、行政や農家、水道・電気業者などに呼び掛け、実現を図っていくことが重要であると考えています。
本研究成果の詳細は以下のファイルを参照ください。
島原半島のバイオマス活用(資料) 239KB
|